小寒・次候「水泉動く（すいせんうごく）」

地中で凍っていた泉が動き始めるという意味の候で、おおよそ1月１１日～１５日ころまでをいいます。

雪下麦を出すの候もそうですが、目には見えないところで春の準備がはじまっているよ、という感覚が七十二候には伺えます。

湧き出る泉の様子から季節の変化を感じるとしたら、冬至を過ぎて、一日畳一目ずつ伸びるといわれる日の長さのなかにも、春を感じられそうです。

まだまだ春を感じにくい地上ですが、なんとなくお日さまの暖かみなどを土の下では感じているなんて…なんとステキな言葉の数々。

とはいえ、そんな言葉を書きつつ、体は寒くて凍ばっている感じｗ

それくらいいまいる大阪は寒いです。コロナ以降、とても冬が寒いと感じることが多くなってきていますが、これは気のせいでしょうか。ちょっと真面目に調べてみたくなることのひとつです。

【本日の１枚】

数年ぶりに住吉大社にご挨拶に行ってまいりました。連続で喪中が続き、伺えない日々が続いていました。今年も本当は大好きな伯母上が旅立ち、心の中では喪中なのですが、どうしても始めたいことがあって、そのために帰省時期もずらしての大阪入りしました。

まぁまだ関西は松の内ですので、そういう意味で言うとまだまだご挨拶に来る人が多いのでしょうけれど、きっと服をあやかりにおいでになっていたのかもですね。

「乙巳」は変化や成長、再生を象徴する年と言われているので、

私も書かれてある通り、ひと皮むける絶好の1年にしたく思いました次第。

色々なこと手放すも大事だなぁ～っと。